宮崎県内の自然豊かな場所にある畑で育種されたラビットアイブルーベリー「くにさと35号」は、栄養が行き届くよう実をつかせない独自の栽培方法によって誕生しました。
皆様にさらに喜ばれる商品をご提供したいという想いで高品質の原料生産に努めています。
ラビットアイブルーベリー「くにさと35号」とは?
ラビットアイブルーベリーの中でも、葉を使用するブルーベリーとして品種開発された宮崎県産「くにさと35号」。機能性の高い品種を作る事に成功し誕生いたしました。
今では葉だけではなく「茎」のパワーも解明され、葉と茎の両方が活用されています。
3つの特徴
1.優れた機能性
ブルーベリーの栽培品種は、北部ハイブッシュ系・南部ハイブッシュ系・ラビットアイブルーベリーの3種類に分かれており、日本に導入された品種だけでも100種類を超えております。
中でもラビットアイブルーベリー「くにさと35号」は、宮崎大学との研究により、優れた機能性があることが解明されています。ポリフェノール類の一種であり、強力な抗酸化力を持つプロアントシアニジンが豊富な品種です。
2.独自の品種
「果実」ではなく「葉」を収穫対象とし品種開発された当社独自の品種です。
宮崎県の一部農家のみで栽培されている希少性の高いブルーベリーで、効果的利用により健康増進が期待できるものとして「茎葉」が原料として利用されています。
3.安全性の追求
完全無農薬で栽培されています。また、亜急性毒性試験(90日間反復投与試験)、ヒト過剰摂取試験等によって安全性が示されています。
ていねいに、ひとつずつ。
ラビットアイブルーベリー「くにさと35号」の優れた機能性を損ねることなく、皆様のお手元に届けるために。
長い年月をかけて育て、研究しつづけています。
私たちが考える、社会のためにできること
宮崎県への産業貢献
ラビットアイブルーベリー「くにさと35号」は、宮崎大学や宮崎県の人々の力と知恵を結集して作られた商品です。
当社はラビットアイブルーベリー事業が、宮崎県の特産作物として確立するよう三位一体となって進めて参ります。
ブルーベリー茎葉の栽培は年々拡大しています
平成20年3月から始まったブルーベリー茎葉の栽培は、現在宮崎県内の北から南まで栽培されております。
また平成27年度は、当社設立時の所在地である小林市で栽培が開始されました。
さらに平成28年度は、小林市での栽培面積拡大が計画されました。
栽培から加工までお手伝いします
圃場設計~苗木手配の流れ
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まず栽培を考えている方へ
ご希望の場所で栽培に関するご説明をいたします。
近年、市町村からの助成を頂いて栽培を始められる方が増えてます。栽培説明後、所在地の農業担当課にご相談してください。
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栽培が決定したら
圃場の確認と植え付け時期等を現地で打合せします。
基本的に苗は予約増殖ですので、植え付けは翌年になります。
植え付け時期は、秋植え(9~10月)と春植え(3~4月)のいずれかを推奨しております。
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潅水装置等について
通常の潅水や液肥混入が可能な装置が設置できれば、生育促進に大きな効果が見込まれます。
ご相談ください。
圃場準備~栽培指導の流れ
1
圃場準備について
ブルーベリーは酸性土壌で好適生育を示しますので、ph5.0前後になるように2ヶ月以上前に土壌改良を行います。
2
栽培方法について
80cm~90cmの畝を立て、株間30cmの2条植えをします。10a当り約4,500本の苗を植えていきます。
畝間は機械収穫のため90cm~100cm必要となります。
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その他
植付後1~2年は、通路・畝間の雑草取りが作業内容のほとんどを占めます。
近年、ポリビニールや木材チップで畝を覆い、通路に防草シートを張って除草作業時間の低減を図る生産者が多くなっております。
収穫作業について
収穫開始時期
について
植付後、3年目の秋から収穫を開始します。4年目からは原料の用途により、年1回もしくは年2回の収穫を行います。収穫時期の決定につきましては、圃場サンプリングを当社で行いますので、規定成分量に達した圃場から収穫を開始します。
収獲方法について
収獲方法は、栽培者がご自身で収穫する方法と委託方法があります。
委託収穫を希望される方は事前にご相談ください。
委託収穫について
以前は収穫代行業者に委託する生産者が多かったのですが、近年はトリマーなどの剪定機材を購入しご自身(グループ)で収穫されるようになりました。
収穫機材が必要な方はご相談ください。
加工について
加工方法
加工後の機能性成分のプロアントシアニジンの含有量及び使用用途に応じた原料加工を行いますので、当社指定の加工場にて受入れ・加工をさせて頂きます。
出荷形態
原料出荷先指定の包装資材を使用し梱包していきます。
出荷までの管理は、当社が責任をもって保管管理いたします。
商品への活用
くにさと35号葉茶使用商品
Tie2めぐり茶
宮崎大学との共同研究の成果をもとに、商品化。宮崎県産のブルーベリー葉茶専用品種「くにさと35号」だけで作った健康茶です。
EDOBIOブレンドハーブティー
独自のブルーベリー葉茶に、高品質なイタリアブレンドのハーブと日本の茶葉をブレンドしたオリジナルハーブティー。
くにさと35号茎・葉原料使用商品
Tie2PLUS [タイツープラス](販売終了)
オトナの美と健康をサポートする独自調合の美活サプリメント。
アルツガード(販売終了)
頭のはたらきに対する心配や不安を持つ方に、イキイキとした生活を提案する健康生活サポートサプリメント。
よくあるご質問
- 無農薬栽培ですか?
- 原料で供給されるブルーベリー葉は、すべて栽培期間中農薬不使用の畑から取れた原料を使用しております。
- ブルーベリーならどれでも同じですか?
- 宮崎県内で栽培されている原料に使われるブルーベリー品種は、ラビットアイブルーベリー系の品種です。その中から特に機能性成分量が高い品種を選抜して使用しております。
- 「くにさと35号」とはどんな品種ですか?
- ラビットアイブルーベリー系品種の中で、高い機能性を有する既存品種の交雑育種されたブルーベリー品種で、以下の特徴を持っています。
1.葉のプロアントシアニジン含量が高い。
2.密植栽培に適している。
3.生葉の収量が多い。
4.立性が強く、収穫しやすい。
5.挿し木増殖効率が高い。
6.農林水産省品種登録番号23433号の登録品種です。
宮崎県内でブルーベリー葉栽培専用品種として普及しています。