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ニュースリリース

2020.02.19

コラム

【神保先生のメディカルコラム Vol.31】

快適な生活と健康の実現のために

神保太樹(株式会社CHIKEN 取締役)

「健康維持のためのアロマテラピー②」

続きをお書きいたしますね。
前回お話したように冬場の対策にアロマセラピーが活用できるかも、ということを知っていただければと思います。
また、これらの使い方に加えて近年では医療機関やそれに準じる機関においても、アロマセラピーを実施するところが増えてきました。例えば老人保健施設や特別養護老人ホームなどにおいて利用者の認知機能を改善させるためにレモンやローズマリーなどの精油を用いることがありますし、リンパ浮腫の治療においてはアロマケアとして、トリートメントを実施することで良好な経過が得られることもあります。また、難治性の睡眠障害においてもアロマセラピーは有効であることは知られており、睡眠外来の補助としてアロマセラピーを導入するような施設もあるようです。
以上のように、一口に健康のためにアロマセラピーをといっても、その目的と実施する形態はさまざまです。しかし、最後に一言いうのであれば、食品に機能性があるように精油を含む香りにも機能性があり、今後ますます健康維持に役立っていくことは疑いがないことであると思います。
皆さんもアロマセラピーを使ってさらに健康な毎日を過ごしてくださいね。
それではまた次回のコラムでお会いしましょう。