2019.04.26
プレスリリース
和歌山県内で発見されたオリジナル株「ユーグレナKishu株」国内企業初の本格培養スタート
お客様 各位
株式会社GEホールディングスのグループ会社で、機能性原料の研究・製造をおこなう株式会社ビオラボ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:荒川 健一)は、和歌山県工業技術センター(和歌山県和歌山市、所長:四元 弘毅)で研究を進める、増殖性に優れた新規株「ユーグレナKishu株」の国内初、パートナー企業として、食品原料の規格化及び製造を開始いたします。
ユーグレナとは
和名「ミドリムシ」と呼ばれる微細藻類の一種で、光合成をする植物の特性と、運動をする動物の特性の両方を持つ微生物です。多糖類であるパラミロンや油脂(ワックスエステル)を体内で生産するため、栄養価に優れた食品だけでなく、新たなバイオマスとして期待されています。
「ユーグレナKishu株」
和歌山県内で発見されたオリジナル株で、従来の「ユーグレナ・グラシリスZ株」と比較し優れた増殖性を有しており、高効率の生産に適しています。栄養価に優れていることから、食品やサプリメントでの使用を想定いたします。また、フレイル対策として、高齢者の低栄養状態を防ぐ素材としての研究も進めております。
今後の展開
今回培養した「ユーグレナKishu株」を粉末化した原料は、株式会社GEホールディングスのグループ会社である株式会社GEウェルネスにて、6月より販売予定です。
本件に関しましては、2019年5月22日(水)、東京ビッグサイトにておこなわれる食品開発者を中心とした専門展示会「ifia JAPAN 2019 [アイフィア・ジャパン] 第24回 国際食品素材/添加物展・会議」にて、詳細をお伝えする予定です。
和歌山県工業技術センター について
和歌山県工業技術センターは、地域の中核的研究施設として県内企業の技術力・研究開発力の向上のため総合的な支援を行う研究機関です。和歌山県工業技術センターは様々な技術で地域産業をバックアップしています。
その他
プレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/181321
※画像提供:提供元:和歌山県工業技術センター