2019.04.18
コラム
【神保先生のメディカルコラム Vol.21】
快適な生活と健康の実現のために
神保太樹(統合医療研究所 T-LAB 所長)
「花粉症について③」
4月です。新入生、新入社員の方々はおめでとうございます!
今回は花粉症の対策についてお伝えします。
花粉症だということが分かったら、第一に抗原の除去が大事だと言われています。花粉症の場合であれば花粉の飛散が多い時には外出を控え、窓などは開けないようにすることや、外出時にマスクや保護眼鏡をかけるなどの工夫が大事です。またこの時期であればウールなどの毛羽立ったコートなどは花粉をつかまえてしまうので避けるべきでしょう。うがいや手洗いも大事です。
さらに薬物療法も発展してきており、予防的に使える薬から、酷い時にだけ頓用で使うことができる薬などさまざまな選択肢があります。変わったところでは小青竜湯などの漢方薬でも改善された例があるようです。これら以外にレーザーで鼻粘膜を焼灼する外来手術や、2~3年の治療期間が必要ではあるものの、根本的な改善に繋がるとされる特異的免疫療法などの選択肢もあります。
その他、代替療法としてはアロマセラピーが知られており、例えばティートリーの臭いを嗅ぐことは鼻づまりに効果的な良い選択肢であると思います。
みなさんも、花粉症かな?という場合には、自分にぴったりのケアを行ってくださいね。
それでは、明日の花粉がそんなに飛ばないことを願って今回は終わりといたします。
次回更新をお楽しみに(^_-)-☆
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